ミラノといえばドゥオモ編
朝の光
ガッレリアを抜けると、ドゥオモの面する広場です。
太陽は完全に姿を現しているものの、
まだ地平線に近くてキラキラと輝いていました。
ちょっと素敵かな。
イタリアンゴシックの代表的な建築物であるミラノのドゥオモは
近くで見ると、とってもゴテゴテしています。
「ゴテゴテ」という表現はあまりよくないかもだけど、
壁面すべて彫刻で覆われていて、平面はあまりないのでした。
広場から見ると朝日はドゥオモの右手にあり、
目の弱いわたしはまぶしくて仕方がありませんでした(>_<)
イタリア人でも朝は忙しい
ドゥオモはミラノで一番の観光地ですが、
夜が明けたばかりで人影もまばらです。
観光地としての賑わいはありませんが目的地に着いたので、
せっかくだから写真を撮っておきたいですよね(^^♪
だけど、広場は名前の通り広くて、カメラを置く場所なんてないんです。
かばんも財布も持ってないくらいなので、三脚の準備なんてあるわけないのでした。
大阪からミラノまで来て、
ドゥオモで写真を撮らないなんて後々悔やむことになりそうです。
そこで道行く人に頼もうとしたんだけど、
ふたり連続断られちゃった。
ヨーロッパで写真を断られたのって初めてかもなのに二人連続(T_T)
イタリア人って陽気で気さくってイメージなのに。。。
だけどよく考えれば仕方がないことですよね。
観光地とはいえ、早朝なので観光客なんてまだいません。
歩いているのは仕事勤めで道を急ぐ人ばかり。
わたしにかまっている時間なんてなかったのでしょう。
タイミングが悪かったんでしょうね。
迷惑をかけているのは、わたしなのでした。
反省です。
お散歩さんを探せ
断られたりもしたけれど、それでも写真を撮りたかったのでした。
慎重にお願いする人を観察します(^。^)
心もち、急ぎ足の人が多いようです。
通勤で急ぐ人は無理かなって思って、散歩の人を探すことにしました。
イタリアの広場って、ひまそうに歩いている人がよくいることを思い出したのでした。
だけど時間が早すぎるのか、急ぎ足の人ばかりです。
もう無理かなって思い始めたころに、散歩していている人を発見!
「断られるかも」って、ドキドキしながらお願いしてみることにしました。
挨拶はもちろん「ボンジョルノ」って言いましたよ(#^.^#)
撮ってもらっちゃった(*^。^*)
はいポーズ
3度目の正直は大成功でした。
快く撮影してくださるとの返事で、いい写真が撮れました(^。^)
うれしいので、写真は大きなサイズで載せています。
早朝の静かな雰囲気が出てますよね。
まだ暗いホテルを出発して、歩いてきてよかったなあって思いました。
セーラー服を着てヨーロッパの街をお散歩するなんて、
わたしにとっては夢のまた夢でしたが、
それでも叶えることができて、夢の中の出来事のように感じていました。
ミラノ中央駅からドゥオモまでのお散歩のことは、
月日が流れた今でも鮮明に覚えています。
朝の冷気までもが懐かしい思い出です。
セレブなのは気分だけ編 朝ごはん、そして花の都編