円くて赤いアイツ編

 
  

  わくわく感こそ旅の醍醐味
   ミラノを10時5分に出た列車は12時5分に
   フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に到着。
   所要時間はおよそ100分でした。
   駅名にマリアとか入っていて、かわいいですよね。
   これは、駅のそばにある世界遺産でもある
   サンタ・マリア・ノヴェッラ教会に由来しています。
   ヨーロッパの例に漏れず、
   駅は街の中心から少し離れたところにあります。
   駅舎では、行き交う人も地元の通勤客から
   バックパックを背負った若者、
   そしてわたしと同様にキャリーを引いた観光客たちがいて
   なんだか活気を感じました。
   さて、フィレンツェは初めてのわたし。
   やはり駅前周辺は危ないかもしれないなって思って、
   早速にキャリーをウンウン言いながら引っ張って
   移動を始めたのですが、
   前方に同じような日本人の女の子を発見?!
   長期旅行でしょうか、スーツケースが大きい。。。
   だから重くて大変そう。。。
   傍目には大変そうだけど、
   勝手な憶測ながら
   胸のうちには期待が渦を巻いているのでしょうね(^_^)
   わたしも同じです。
   フィレンツェにわくわくしています(*^_^*)

  円いお屋根に魅せられて
   フィレンツェっの中心にはドゥオモがあります。
   ミラノとおんなじじゃんってツッコミは
   もっともなんですが、
   同じ名前でも見た目は全然違います。
   ミラノはゴシック様式。
   フィレンツェはゴシックとルネサンス様式の混合。
   特にフィレンツェのドゥオモでは、
   赤くて円い屋根を持つクーポラがかわいいです(#^.^#)
   わたしの予約していたホテルは、
   ドゥオモのそばにあるんです。
   そばというか、真横。道を挟んだ向かい。
   予約したときに、
   ドゥオモに面した部屋のリクエストを出していたのですが
   本当に窓からドゥオモが見えるのかなあ(#^.^#)

  

  フィレンツェ、フィレンツェ

   お部屋のバルコニーから撮影(^_-)-☆
   窓から、ばっちりドゥオモが見えました。
   いい部屋を用意してもらえて、感謝です(^^)
   近くから見ると迫力満点!
   写真でも壁面の細工の細かいところまで見えて
   合成写真みたいですよね。
   だけど、もちろん実写(?)です。
   いいお部屋だなあって思いながら
   写真を撮ったので、
   お部屋での一仕事が終わったかなってことで
   街に出ることにしました。
   やはり最初に行くのは、一番行きたい所。
   旅行では、どんなトラブルがあるかわからないので
   希望順に行くのがいいですよね。
   おいしいものは先に食べる主義と申しましょうか(*^_^*)
   そんなわたしの一番はウフィツィ美術館です。

  ウフィツィは外せない
   わたしは美術館が大好きで、
   ヨーロッパに行くときは
   必ず訪れることにしています。
   というか、旅程にいれちゃいます。
   いろんな美術館に行ったつもりだけど、
   それでもまだまだ行ったことのないところも
   多くあるのでした。
   この点に関しては、
   まだまだと言うか、これからのことと言うか。
   そんなまだ見ぬ美術館たちの中でも
   西洋美術史を語る上での
   重要な役割を担うのがウフィツィです。
   ご存知かとは思いますが、
   西洋が現在の地歩を固めたスタートは
   ルネサンス期にあり、
   当時の傑作はウフィツィに収められているものが
   圧倒的に多いのです。
   だけどフィレンツェが未踏の地であったわたしは
   画集で眺めることしかできませんでした(>_<)
   だけど、ついに本物に合える!って思うと
   そわそわしてしまって、
   翌日回しにするなんてできるはずもありません。

  円くて赤いアイツの引力
   早速ホテルを飛び出したのですが、
   ホテルはドゥオモのとなり。。。
   当然ホテルを出れば、そこがドゥオモ。。。
   ウフィツィに行くつもりが、
   ドゥオモの入り口に吸い込まれるように。。。
   旅とは計画通りにいかないですね(>_<)
   ドゥオモの中は、想像以上に広く、
   そして装飾が多くて、美術館みたいでした(*^_^*)
   何より寒く感じました(>_<)
   石造りですもんね。
   夏なら涼しくてちょうどいいのかもだけど、
   初春には早い、冬の終わりでは寒かったです。
   ダウン持ってきて正解ですね。
   写真も撮ってもらったんだけど、
   一枚目はブレがきつくて失敗(T_T)
   暗いとか感じないけど、
   光量は少ないんでしょう。当然かな。
   二枚目は息を止めて、ポーズです。

   
   サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
   花の聖母マリア教会にて





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