横浜・東京旅行記

     横浜・山手編
   
    
    この写真はまだ公園です。お嬢さんっぽく見えるかな? 

    日傘
     写真を撮りながら公園内を移動していたら、端まで来ちゃったのでした。
     そこでお茶しましょうって話になって、ゆみちゃんお勧めのカフェに向かいます。
     この日はお出かけ日和で、日差しが強く昼間は暑いんです。
     「日差しが強いね」と言ったゆみちゃんはカバンから『日傘』を取り出したのでした。
     なんて準備のいいんでしょう!
     季節は秋で、それも晩秋と言って差し支えない季節なのに
     ゆみちゃんは日傘を用意しているのでした。
     そしてゆみてゃんが広げた日傘を見ると、とってもかわいいのです。
     よく見ると春のお花のデザインが施されていて、私の大好きなブランドでした。
     大好きだけど、私にはかわいすぎてハンカチしか持ったことがないブランドです。
     白い日傘は清楚でかわいらしく。
     「じゃあ、行こうか」と言って微笑むゆみちゃんにぴったり似合っているのです。
     聞くと日傘にもこだわって選んだとのことでした。
     小物にもこだわるゆみちゃんのオシャレさが、
     ブログでは伝わりきれていないかもって勘違いな「アドバイス」をしたので、
     そのうちゆみちゃんから日傘の紹介があるかもです。
     日傘のチューリップのブランドです。
     そしてこのブランドは、私には「白」のイメージがあります。
     わかりますか?

     素敵な洋館にて

    オーダーはどこでする?
     ゆみちゃんに連れて行ってもらったのは
     二階建ての一軒家がカフェになっているお店でした。
     道路に面したお庭にもテーブルとチェアーが置かれていて
     オープンカフェスペースがあります。
     天気もいいことだし外に座ることにしました。
     前面の道路からもすこし距離があって落ち着いた雰囲気です。
     外に座る場合はオーダーを中に言いに行かないといけません。
     そこでテーブルにカバンを残して建物の中に入りました。
     入り口からすぐ階段と扉があって、扉には「喫茶室」と書かれています。
     扉を半分開けてのぞくと女性たちが優雅にお茶をされていました。
     横浜マダムって感じです。。。若い人もいたけど。
     開けちゃいけない扉だったのかなて慌てて閉めたのでした。
     「じゃあ、二階に行くのかな」ってことで上りました。
     どーんと大きなショーケースがあって、おいしそうなケーキが並んでいます。
     また横浜のお土産ということで、このお店の焼き菓子なども売られていました。
     きっと有名なお店なのでしょう。
     実際かなり素敵なお店です。日本じゃないみたい。
     しかし実はここはお土産を売っているだけで
     階下の喫茶室の奥にカウンターがあったのでした。
     そんなわけで喫茶室に行ったのですが、
     こういうところって女性比率が高いですよね。
     全員ではありませんが、ほとんど女性です。
     私はアウトドアよりお茶することが大好きなので、
     女性のほうが楽しいこといっぱいしてるかなって思います。

     ケーキセットをいただきながら
     私は杏のケーキとアイスティーのセットをオーダーしました。
     見た目シンプルなケーキですが、中身がぎゅっと詰まっていておいしかったぁ。
     ケーキ大好きな私も大満足です。
     晴れ渡った空の下、木々に囲まれながら飲むアイスティーも最高ですよね。
     美味はもちろん雰囲気にも酔ってしまいます。
     朝に初めて会ったゆみちゃんとの距離感もこの頃には近く感じました。
     ゆみちゃんは優しくて穏やかで、そして話題が豊富なのでした。
     お話がとっても面白いんです。
     私も興奮してずっとしゃべっていたら、
     自分が「とっても大阪弁」になっていることに気づきました。
     ここは横浜。。。大阪弁を聞いているゆみちゃんは違和感アリかもですよね。
     葉子「私って大阪弁になってる?」
     ゆみこ「最初っからずっと大阪弁だよ」
     あちゃーっ!!!
     私ひとりが標準語をしゃべってるつもりだったのでした。
     大阪生まれの大阪育ちだから仕方ないですよね。
     この後は大阪弁を控えるようにしたんだけど。。。

    
    杏のケーキ 

    マダムと女の子
     お庭にはもちろん他にもテーブルがあって
     みなさん楽しそうにお茶をされていました。
     あるテーブルでは落ち着いた年齢のカップルが、
     額をくっつけるようにしてお話しています。
     また別のテーブルではふたつのテーブルをくっつけて
     「マダム」たちが歓談していました。
     年齢的には小学生を子に持つお母さん方かな。
     上品な感じでドラマのワンシーンみたいです。
     そしてさらに別のテーブルでは小さな女の子とお母さんがお茶をしていました。
     まだ落ち着きのない年頃のようで、お皿をひっくり返したりしないかなって心配です。
     意識をゆみちゃんとのお話に向けていると・・・ガシャンっと何かが倒れる音が。
     女の子がアイスティーをこぼしてしまったようです。
     「あ〜あ、やっちゃった」って見てたのですが、
     お母さんも簡単に注意するだけでした。
     そんな小さな事件があっても
     さわやかにのどかにお茶の時間は過ぎていきます。
     雰囲気最高なところに連れて行ってくれたゆみちゃんに感謝です。

     
    ゆみちゃんのケーキには本物の薔薇が。
    
    陽だまりの山手町
     お話は一時間以上続いたのかと思います。
     そろそろ私のホテルのチェックインの時間帯になりました。
     そこで移動することにします。
     来た道をテクテク歩いて戻ったのですが、
     先ほどはゆみちゃんとの話に夢中で余裕がなく、周りを見ていませんでした。
     だけど今回はとっても素敵な街を歩いていることに、ようやく気づいたのでした。
     石造りの教会を見ていると、ヨーロッパの街に来たみたい。
     「外国人墓地」の向こうには、横浜の街が眺められます。
     やっぱりここって「いいところ」なのかな?
     さらに住所表示を見ると、「山手町」。
     町名がすでにゴージャスですよね。
     歩いている人で道を急ぐ人はおらず、
     みなさんゆっくりそぞろ歩きを楽しんでいます。
     とってものどかな休日の午後なのでした。
     天気もよくて、女の子して歩くには最高の季節です。
     私の心もぽかぽかしたのでした。

    
    電線を地下に埋めてくださいって、知事に陳情に行きます。

    結婚式に?!
     タクシーで移動です。
     まず、ゆみちゃんが宿泊したホテルに預けた荷物を引き取ります。
     午後になってもロビーは結婚式のゲストで混雑していました。
     荷物を引き取って、ホテルを出ようとすると。。。花嫁さんが現れました。
     華やかだなぁ。素敵。
     いつかは私も着たいなあって思うのでしたが、『ない』ですよね。
     ゆみちゃんも興奮して
     「私も結婚式に出た〜い」なんて叫んでいたことを
     松本葉子は聞き逃さないのでした。
     ゆみちゃん、ドレス好きだもんね。
     隣で私も「出た〜い」って思っていました。
     ゆみちゃんとの違いは、ただ叫ばなかっただけなんです。

    次はどこへ
     無事にチェックインして、メイク『やり』直しに時間をもらいました。
     朝からなので、ここはイチからやり直したいところですよね。
     順番にメイクを直して、休憩を兼ねてお部屋でお話をしました。
     やっぱりゆみちゃんのお話は面白くて、
     私はきゃっきゃっ言いながら話を聞いていました。
     ゆみちゃんの持ち物について聞くと、
     どれもこだわって買っているのでした。
     この日持っていた白いバックにも「ハート」がついていてかわいい!
     「女の子」としてはゆみちゃんのファッションを盗まなくっちゃって思いました。
     流行をおさえたファッションって簡単なようで難しいですよね。
     さて再度お出かけです。
     時刻はそろそろ夕方。
     どこに出かけるかは・・・ゆみちゃんにお任せなのでした。
     私、横浜って知らないし、わかんないし。
     「事前に調べなきゃ」ってツッコミがあっても当然なんですが、
     優しいゆみちゃんは何も言わず微笑みむのでした。
     そしてしっかり者のゆみちゃんが選んだのは赤レンガ倉庫です。

     <次回予告:横浜の海へ>
  
   
    前へ      旅行記トップへ     次へ

   
    

inserted by FC2 system