サント・シャペル教会編
     
    
    最高裁判所前の広場にて

    シテ島てくてく
     ノートルダム寺院を出た私はルーブルへ向かいます。
     メトロに乗るか歩いていくか迷いましたが、
     せっかくのパリだし歩いていくことにしました。
     町並みが美しいので、歩いているだけで楽しめます。
     パリの魅力の一番は町並みの美しさだと思うのですがどうでしょう?
     世界中の町はもちろん知りませんが、
     ヨーロッパ圏の首都ではパリが一番美しく感じます。
     そして、てくてく歩いていくと最高裁判所?に出ました。
     道路を挟んで広場になっていて、
     ここでも皆さん思い思いに写真を撮ったりしていて楽しそう。
     周りの皆さんも心が弾んでいるのか、笑い声が聞こえます。
     私も写真を撮って欲しいけど、この時点では尻込みして頼めませんでした。
     後には歩いている人でも止めてお願いしたりしたのですけど。
     仕方ないのでセルフ撮影です。
     だから写真が傾いてるんです。
     アールヌーボー調のメトロの入り口もありました。
     うーんおしゃれですよね。
     繰り返しですが、パリって最高!
    
    サントシャペルの入り口
 
    入場チェック
     サント・シャペル教会にたまたま出ました。
     入り口付近に列ができていますが、そんなに長くはないようす。
     これなら入ってもよいかも。
     ルーブル美術館に行くという大目標があるのに
     浮気性な私はまたまた寄り道です。
     一人で列に並ぶのはちょっと勇気が必要です。
     私の前に並んでいたのはイタリア人のグループのようで
     とってもおしゃべりでにぎやかでした。
     自分たちで話をするのに忙しく私のことなんか関心なさそう。
     これってヨーロッパの個人主義でしょうか。
     日本の観光地で一人は目立ってしまうと思うんですけど。
     何にせよ私にとってはよいことです。
     順番を待つうちに、入場です。
     セキュリティーチェックがあってカバンを開いてみせなければなりません。
     金属探知機のゲートもくぐります。
     制服を着たいかめしい係官の前を通ったんですが、
     ほとんど見てない感じでした。
     パスできてなければ、怪しく見られるかもと心配していたので
     ここではパスできたようです。
     セキュリティーをパスチェックに使うなんて怒られますよね。

    そしてサント・シャペルへ
     たまたまサント・シャペルにお邪魔しましたが、
     実は以前から訪れたいと思っていました。
     フランス王家の個人礼拝所ですよね。
     入り口から少し歩いて教会に着きました。
     1階の壁面には王家の 百合の紋章が描かれています。
     壁はところどころ剥がれていますが、
     そのことが歴史を感じさせ魅力を増しているように思われます。
     室内は暗いのですが、皆さん写真を撮っています。
     私も撮りたいけど。。。
     カメラを置くところもないので断念しました。
     誰かに頼んで撮ってもらえばよかったです。
     もったいないことしたかなあ。
     1階のお土産物屋さんで絵葉書を買い、2階へ。
     狭い階段を上ると、礼拝所の空間が開けていて
     壁一面のステンドグラス!
     ステンドグラスが有名とは聞いていたのですが
     本当にきれいです。
     教会自体が大きくないので
     ステンドグラスまでの距離も短く、
     細部まではっきり見えます。
     聖書に関する内容が表現されているとのことですが
     私には全くわかりません。
     それでも厳かな気持ちにはなりました。
     そしてここにはいすが並んでいて、
     みなさん座りながら四方のステンドグラスを見ています。
     私も足を休めるためにちょっと座って眺めてました。
     ずっといたかったのですが、
     時計を見ると11時30分ごろ!時間がたつのが早いです。
     ルーブルへ行かなくちゃ、です。

    
    サントシャペルのステンドグラス

    コンシェルジュリーへ 
     サント・シャペルを出て南北に走る道を北に向かいます。
     ルーブルは右岸(セーヌ川の北側)にあるのです。
     するとすぐに半地下に何かの入り口があります。
     表記を見ると「コンシェルジュリー」とありました。
     これって、マリーアントワネットが収容されていた牢獄です。
     ソフィア・コッポラ監督の「マリーアントワネット」が好きな私としては
     ちょっと見てみたい、いえかなり見てみたいです。
     そこでルーブルに行く前にまたまた寄り道です。
     入場すると広間がありましたが、何の場所だったんでしょうか?
     上っていくと牢獄があり、中には人形が置かれていて
     おどろおどろしい雰囲気です。
     そんな部屋をいくつも過ぎて、見るところもう終わりかなという頃に
     マリーアントワネットの部屋に出ました。
     とはいえここは牢獄なので、豪華な部屋ではなく
     とても寒々しい部屋でした。
     ベルサイユ宮殿との落差が大きすぎて
     マリーアントワネットが気の毒に思えます。
     当時の政治状況などは複雑なものがあるのでしょうが、
     それでもこの部屋はかわいそうですし、
     私だったら宮殿との落差に耐えられそうにありません。
     私が宮殿で生活することもないですけど(^^)
     写真は裁判所みたいなところで撮りました。
     ちょっとよくわからないところです。
     そばにいた観光客のお姉さんに撮ってもらいました。
     そろそろずうずうしくなってきました(^^)
     後はここでメイク直しをしたのを覚えています。
     女の子は時々メイクをチェックしないといけないのです。
     楽しみなような面倒なようなですね。

    
    コンシェルジュリーにて

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