オレンジ編

    
    サンルイ島

    サンルイ島に戻る
     ルーブルを出て地下鉄でサンルイ島に戻ります。
     もう夕方も5時を回りました。
     今夜はサンルイ島のレストランでディナーです。
     日本から予約を入れました。
     メトロの乗り場でカルネという回数券を購入します。
     10枚セットなんですが、今回の旅行では余ってしまいました。
     有効期限はないそうですが、もう一度行けるかなあ。
     サンルイ島にはメトロの駅がないので
     ポンマリー駅で降りてセーヌ川を渡ります。
     川岸の景色は息を飲む美しさです。
     夕暮れ時で日が翳ってきていることもあり、
     景色を眺めているだけでうっとりしました。

    マレ地区へ
     部屋に戻ったものの予約の8時まではもう少し時間があります。
     そこで買い物を兼ねてお散歩に行くことにしました。
     買い物はネックレスです。
     持ち物リストまで作ったのにも関わらず、忘れてしまいました。
     この旅行ではイヤリングに指輪も二つもしているのに
     ネックレスを忘れたんです。ドジな私。。。
     サンルイ島もマレ地区に含まれるようですが、
     マレ地区は古いパリの町並みが残っているそうです。
     もう日も暮れています。
     橋ではこれからサンルイ島で食事する人たちとすれ違いました。
     パリの人って黒を基調としたファッションですよね。
     だけどとてもおしゃれです。
     太っている人はあまり見ません。
     フランス料理ってカロリー高そうなのにどうしてでしょうね。
     メトロのポンマリー駅を過ぎて、サンミシェル駅まで行きました。
     通勤の女性もいたのですが、歩き方がかっこいいです。
     洗練された印象です。
     私もそんな女性に見られたいなあ。
     リヴォリ通りではメリーゴーランドが回っていました。
     通りにはスーパーマーケットやカフェが並んでいて、にぎわっています。
     レストランには黒コートで行くので、食事では脱ぎますよね。
     そのときにネックレスがないと自分的には変だと思うので
     ネックレスを探します。
     ただし慣れない異国の地。
     気に入るものがあるかどうかも心配ですし、お値段も重要ですよね。
     しかし探してみるものです。
     気に入るものを発見しました!
     ちょっと大き目のものですが、ディナーにはちょうどいい感じです。
     購入後パリではずっとしていました。
     他にもじっくり見たかったのですが、そろそろディナーの時間なので
     部屋に戻って支度をすることにしてサンルイ島に戻りました。
     
     移動遊園地

    マダムに変身  
     予約したのはL'Orangerieというお店です。
     ミシュランでの星はありませんが、
     シェフは以前は三ツ星レストランでも料理長をしていたとのことです。
     いろいろ調べるとかなりよい様子ですが、
     いいレストランは行ったことがないので、想像がつきません。
     行く前にメイクを落として、一からやり直しました。
     朝からのメイクを直し直ししていましたが、
     やはりベースからやり直すことにしました。
     こういうときはメイクって面倒って思います。
     やり直してきれいになれるかどうかはわかりませんが、
     気分爽快にはなりました(^○^)
     さて今夜のために準備段階ではスーツを持参しようとしたのですが
     かさばるために果たせませんでした。
     ただしディナーにはおしゃれして臨む気持ちは変わりません。
     そのためにスカートも買ったのですから。
     さてここで私の服装報告しますね。
     旅行記には必要ないですが、女の子旅行としては大事なところです。
     「女の子」さんなら気になるところですよね。
     大切な旅行なので (私的には) いいものを選んでいます。
     世の女性方ならもっといいものを着ていくでしょうが、私の精一杯ということで。
     日中に来ていたジャケットはインタープラネットのもので
     私の大のお気に入りでした。
     ディナーに行くのでコートに着替えます。
     コートはクードシャンスのもので襟の形がキレイです。
     私は勝手に「女優コート」って読んでいます。
     トップスのニットもクードシャンスのもので
     ショップのお姉さんに勧められるままにコートと一緒に買いました。
     高かったですし、買うのには勇気が要りました。
     スカートは準備編で報告しましたようにMプルのものです。
     すそにレースのプリーツが入っていて可愛いです。
     靴はブーツではなく、ローヒールの黒に履き替えました。
     エスペランザのものです。足元だけギャルしてます (>.<)
     アクセサリーはイヤリング、リングふたつ、腕時計にブレスレット、
     そしてパリで買ったネックレスです。
     つけすぎかも知れませんが、女の子するにはこれくらいでいいと思ってます。
     そしてアンタイトルのバックに財布とポーチを詰めました。
     レディな葉子の完成です。
     いえ、フランスなのでマダムな葉子がいいですね。
     マドモアゼルはあきらめました。

     L'Orangerieにて

    レストランへ
     L'Orangerieへは徒歩で向かいます。
     方角はサンルイ大通りをシテ島と反対側です。
     通りにはおいしそうなレストランも並んでいてにぎわっていました。
     パリでちょっとだけいい食事をするのにはサンルイ島をお勧めします。
     予約は8時でしたが、5分遅れで到着し、
     予約内容をプリントアウトした紙を渡しました。
     どうやら予約できていない様子で、あたふたしています。
     確かに予約したのは日本出発直前でしたけどちょっと心配になりました。
     ただしここはフランス。
     ラテンの国なので、予約が伝わっていないことくらいで
     驚いてはいけません。
     無事に席に案内してくれました。ただし入り口脇の席です。
     そこしか空いていなかったようですが、
     私としては左右に人がいるより緊張しなくてよかったです。
     しかしガラス窓のそばだったので寒かった (/.\)
     一人なので料理と料理の時間が長く、
     じっと座っていることもあって、冷えました。
     反対側には女性客二人で
     イギリスなまりと思われる英語を話していました。
     うちひとりはジーパンだした!
     私はがんばったけど必要なかったのかもです。
     ただレストランは立派でしたよ。
     そして食事はおいしくて凝ったものが出ました。
     メイン以外は私がイメージしていたフランス料理でした。
 
     優雅な気分で    
    美味
     はじめにグラスのシャンパンが出ました。
     そして肉か魚かの選択は私のつたなすぎるフランス語のために
     お手間をかけました。ごめんなさい。
     そしてアミューズです。
     かぼちゃを使ったもので絶妙で複雑な味でした。
     オードブルはトリュフのラビオリを選んだのですが、
     トリュフって何かを忘れていて、食べながら
     「キノコの味がきついよ」なんて思ってました。
     トリュフがキノコって途中まで忘れてました。
     本当にどじな私です(__ __)
     だけど言い訳するならトリュフなんて初めて食べたんです。
     メインはポークのローストを選びました。
     ソースがおいしかったのを覚えています。
     フランス料理はソースですよね。
     そしてデザートはアイスクリームとチョコケーキでした。
     ケーキの中に熱いチョコレートソースが入っていたのには驚きです。
     チョコ好きかつケーキ好きの私はうれしかったです。
     日本ではどこに行ったら食べられるのでしょうか?
     
     私が予約したのはフランスのサイトでしたが、
     日本のサイトからも予約できるみたいです。
     ここのMenuを頼みました。
     http://orangerieparisrestaurant.com/japanese/menu.htm

     私が座っていた席はこのブログの一番初めの写真の席です。
     http://jupinosuke.exblog.jp/6790701

     
     待ち時間が退屈で指を撮りました
 
    おやすみなさい
     コーヒーをいただいてから部屋に戻りました。
     時間は12時を過ぎています。
     一日歩いたので心地よく疲れています。
     そして寝る前にやることは、まずはメイク落としです。
     どうしてメイク落としって目にしみるんでしょうか。
     明日は何しようかなと思いながら
     布団に入ったとたんに眠りにつきました。
     ようやく一日目の終わりです。
     今日は女の子でパリを歩けたしルーブルにも行ったし
     おいしい食事も食べられたので、幸せでした。
     おやすみなさい。

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